薄毛になってきたり、抜け毛が増えてきたときには、育毛剤が効果的だと言われています。
育毛剤は色々な種類のものが各種メーカーから発売されています。
それぞれが違った性能があることはCMなどを見ても想像することができるのですが、具体的にはどのような違いがあるのか素人にはあまり理解できないのが現状です。
育毛剤の種類によって違いがあるのならば、髪の状態に応じて適切な商品があるはずです。
単純に使用しているのと、適切な商品をピンポイントで使用しているのとでは効果が断然に違うことは容易に想像できるはずです。
また、使用に関して気になることは副作用があるかどうかでしょう。この副作用についても理解を深めて使用しましょう。

育毛剤の効果の定義について

育毛剤とは、頭皮環境を改善し、ヘアサイクルを正常にすることによって育毛を促すものを指します。
ここで、よく勘違いされることですが、発毛剤とは違うということです。
発毛剤は、発毛させるためのもので、毛を生やすことが目的で作られています。
しかし、育毛剤はあくまでヘアサイクルを正常に戻すためのもので、その結果、脱毛予防と発毛促進効果を期待するものです。
ですから、育毛剤を使用したからといって、確実に毛が生えるとは言い切れないことに注意しなければいけません。

では、育毛剤を使用することによって、どのような理論で脱毛予防と発毛促進が行われるのかを見ていきましょう。
まずは、育毛剤の最大の効果であるヘアサイクルの改善についてです。

ヘアサイクルとは、髪が生えてから抜け落ちるまでの流れのことです。
髪のことを気にしだすと、とにかく抜け毛があることに対して執拗にナーバスになってしまいがちです。
しかし、誰でも抜け毛はあるもので、一日100本程度の抜け毛は普通にあるものです。髪の寿命は、成長期を経て、退行期になり、それから休止期になって抜け落ちます。
成長期は1年程あり、退行期は、3週間ほど、休止期は数か月あるのですが、薄毛の人は、このサイクルがとても短く、髪が成長する前に抜け落ちてしまうので抜け毛の数が多くなってしまうのです。

育毛剤で改善させるのは、このヘアサイクルを通常の期間に戻すということになります。
ただし、一度生えた髪のヘアサイクルを改善することはできません。成長期にある髪をさらに成長せることはできないのです。
これから生えてくる髪のヘアサイクルを改善するということになります。
つまり、育毛剤を使用したとしても、脱毛予防にはなっても数か月で急に効果が出るということはありえません。
ヘアサイクルの周期から考えると、どんなにはやくても半年は使用しないと、目に見える効果は出てこないと考えてください。

次に、頭皮環境を改善することです。
育毛剤の作用により、どんなにヘアサイクルを改善させようとも、頭皮環境が悪ければ良い効果は出てきません。
頭皮環境とは、単純な見た目の状態と、細胞レベルの問題があります。
まずは、単純な見た目の状態について見ていきましょう。薄毛の人の特徴として、脂ぎっているというものがあります。

一般的に、つるつるの頭の人は光っていますが、これは、脂ぎっているからテカテカに光っているのです。
つまり、薄毛の人は、ふさふさの人より皮脂量が多く、毛穴に皮脂が詰まっているために薄毛になることも要因の一つなのです。
皮脂があまりにも多く、毛穴を塞いでしまうと、髪に栄養を届けることができず、成長が止まってしまいます。
これは、血液の流れと同じように、あるところで遮られてしまうと、流れが滞り、何らかの不具合を起こしてしまうのです。
これが、髪の場合だと抜け毛となって表れてきます。

細胞レベルの話をすると、脱毛の要因を阻害することが育毛剤の働きであるとも言えます。
脱毛を促進するホルモンは、単純に男性ホルモンではなく、男性ホルモンが変化して脱毛を促進するホルモンへと変わることで作成されます。
ここで、多くの育毛剤では、このホルモンの変化をさせないようにする成分を配合しています。
つまり、細胞レベルにおいても、脱毛の要因となるものを排除する働きがあるのです。

以上のことから、育毛剤自体には発毛作用はありませんが、頭皮環境を正常にして髪が成長しやすい環境を作り、種々の成分により発毛を阻害する原因を取り除き、元のヘアサイクルを取り戻すことに発毛促進の効果があるのです。
これらは、どの育毛剤においても同じことが言えます。
含まれている成分や発毛促進のアプローチが異なることはありますが、基本的な目標はどの育毛剤も同じです。
注意しなければいけないのは、育毛剤が使用者との相性がいいかどうかということです。

育毛剤のにはどんな副作用がある?

育毛剤を使用する際に、効果が出るのかどうかという問題以前に気になることは、副作用があるのかどうかについてでしょう。
使用して健康に害が出たら、いくら育毛に成功しても意味がありません。
ここで、育毛剤には医薬部外品と医薬品の2つがあります。
育毛剤の使用において、副作用が発生する可能性があるのは、ほとんど医薬品の方に絞られます。
では、医薬品の育毛剤にはどのような副作用が見られるのでしょうか。

医薬品の育毛剤とは、ミノキシジルなどの発毛成分を含んだ育毛剤です。
発毛成分を配合しているので、脱毛予防を主目的とした育毛剤ではなく発毛剤と呼んでもいいかもしれません。
しかし、メーカー側もできる限り副作用がでないようにと少量を含むにとどめていますので、ここでは育毛剤として扱っていきます。

そこで、このような育毛剤を使用するとどのような副作用が出る可能性があるのかというと、代表的なのが初期脱毛です。
初期脱毛は医薬品の育毛剤を使用した多くの人に起こる症状なので心配する必要はありません。
むしろ、初期脱毛が起こるということは、育毛剤の成分が効いているという証にもなります。

薄毛の人はヘアサイクルが短くなっているのですが、育毛剤の成分により、このヘアサイクルが急激に早くなったことで、初期脱毛が発生します。
これは、ヘアサイクルがさらに短くなったのではなく、成長が早まったということです。
つまり、発毛促進が積極的に行われ、弱い髪が抜けた後に強い髪が生えてくるという効果を発揮するために初期脱毛が発生したということができます。
初期脱毛は、通常2週間ほどで止まります。
抜け毛が多くなっている時期は辛いかもしれませんが、効果が出る前触れでもありますので、前向きに考えましょう。

初期脱毛以外には、育毛剤が肌に合わず、頭皮がかぶれることもあります。
これは、医薬品の育毛剤だけでなく、医薬部外品の育毛剤でも起こる可能性があるので要注意です。
肌の強さや相性には個人差がありますので、使用してみなければ分かりません。育毛剤にはアルコールなどの成分が含まれています。

また、頭皮を刺激させるため、強い刺激がある育毛剤もあるため、その影響により頭皮が赤くなってしまう人もいます。
初めて育毛剤を使用する際には、使用しながら毎日頭皮の状態をチェックしながら様子を見なければいけません。
刺激により痛みが出る場合は直ちに使用をやめなければいけませんが、痛みはないけれど他に何か気になることがあれば、皮膚科に行って医師の指示を仰ぐことをおすすめします。

医薬品の育毛剤にはミノキシジルを配合しているものが多いのですが、ミノキシジルは元々降圧剤で、血圧を下げるために作られた薬です。
血圧を下げて、血管拡張作用によって発毛剤としての効果を発揮しています。
ですから、血圧を下げる効果があるので、普段から低血圧の人は注意が必要です。実際、このタイプの育毛剤で一番多い副作用の報告が頭痛やめまいなどの体調不良によるものです。
医薬品の育毛剤は医薬部外品の育毛剤より効果が高いので、これらに頼りたい気持ちはあるでしょうが、このような症状が出ると、直ちに使用をやめなければいけません。
そして、医師や専門家に相談して使っても良いという判断が出なければ、今度使用しない方がいいでしょう。

市販の育毛剤は、極力副作用が出ないように成分を調整するなどの工夫がされています。
しかし、何らかの副作用が出てしまう可能性があるのも事実で、使用する際には刺激に耐えられる皮膚なのかどうか、健康状態についても考慮する必要があります。
これらについて全く気にも留めず、ただ効果だけを求めて使用していると、育毛どころか健康に害が出てしまう可能性があります。
ですから、購入する際には、どのような成分が含まれているのか把握し、推奨されている使用方法を守る必要があります。

育毛剤はどこで入手出来る?

育毛剤はどこで入手したらいいのでしょうか。購入できる場所は、ドラッグストア、薬局、病院があります。
それぞれにおいてメリットとデメリットがあります。では、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

まずは、ドラッグストアで購入する場合です。
ドラッグストアでは、ほとんどの育毛剤を購入することができます。
ドラッグストアがない地域はほとんどないので、買い物がてらに気軽に手に入れることができます。
ですから、この入手方法は一番一般的だと言えるでしょう。
このような実店舗では、商品が陳列してありますので、どのような商品が発売されているのか一目で分かります。

また、パッケージを見ることで、どのような仕組みで脱毛予防があるのか、発毛促進が期待できるのかなど確認することができます。
そして、刺激に弱いと思われる人は、刺激がなさそうな商品を見極めることができるでしょう。
刺激がある商品では、通常はパッケージにそのようなことを記載しているからです。
このように、ドラッグストアなどの店舗では、じっくりと商品選びをできることや気軽に購入できるといったメリットがあります。

しかし、中には育毛剤を購入することが恥ずかしい人もいるのではないでしょうか。
もともと髪にコンプレックスがあるので購入しようとしているのですが、商品を見ている際にも、周りの視線が気になったりします。
何もやましいことをしていないにも関わらず、購入しようとすることを異常に気にしてしまします。
レジに商品を持っていくときにも、店員さんが若い女性だと、ふと自分の頭を見られた時に、バカにされているのかもしれないと自己嫌悪に陥ってしまいます。
こういう状況を気にしない人は良いのですが、あまりにも気にしすぎる人はドラッグストアで購入することには向いていないでしょう。

インターネット購入は手軽にできる

購入するときに周りの視線が気になる人は、インターネットで購入するといいでしょう。
インターネットで購入できない育毛剤などないので、あらゆる育毛剤を購入することができます。
この入手方法では、国内の商品だけでなく、海外の商品までも購入することができ、より効果が出る商品を購入することもできるのです。
また、インターネット上から多くの情報を仕入れることができます。
しかし、インターネットで情報を仕入れる場合、有益な情報と思い込んでいたら、いつの間にか商品購入にまで誘導されてしまう可能性があるので注意しなければいけません。

商品の効果について詳しく説明しているサイトを参考にしていたら、読み進めているうちに商品購入の画面に入ってしまうことがあります。
これは、第三者が商品を紹介することによって、アフィリエイト収入を得ようと企んで作られたサイトです。
ですから、この情報は完全に信用していいものではなく、サイト運営者が商品を購入させるように仕向けるべく、良いようにしか説明していないので、客観的に判断しなければいけません。
このようなネットリテラシーが欠乏していると、詐欺まがいの広告にだまされて購入してしまう可能性があるので注意しなければいけないのです。

最後に病院での入手方法です。
この入手方法は最近流行しているものです。薄毛は病院でも治療できることが認知されたので、育毛剤の入手方法として病院で処方してもらう人が増えています。
病院では医師の診断のもとに育毛剤が処方されるので、安心して使用することができます。

また、薄毛の原因や症状は人それぞれで、各個人に応じた育毛剤または発毛剤を処方してくれるので、早期に確実に薄毛の治療を行うことができるのです。
市販で購入する場合は、画一的な商品を販売しているため、個人に合致する商品を選ぶことは難しいのですが、この点、病院での処方はその人に応じた育毛剤なので、効果を最大限に出すことができます。
ただし、治療費はそれなりにかかりますので、出費は覚悟しなければいけません。